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私の外国語学習歴

 外国語を学ぶとき,自分の母語と比べながら学んでいくのが普通でしょう。

 私が初めて学んだ外国語は当然英語

 アルファベットは小学校で習っていたので文字に対する抵抗はありませんでした。
 でも,発音が難しかった。聞き取りもできないし,発音はもっとダメ。なぜ難しいのか,当時はわかりませんでしたが,今になって考えると,日本語と英語の音韻体系がまるで違うのが原因だったのでしょう。当時(30年以上前)は,まだウォークマンもなく,音声学習はしづらかったため,学習は「読み書き」中心でした。私の場合,会話にも音楽にもあまり興味がなかったから,リスニングや会話の勉強はせず,もっぱら読んでは訳す作業ばかりしていました。
 文法についてのとまどいも大きかった。冠詞だとか,be動詞の人称変化だとか,日本語にない概念が難しかった。
 それでもなんとか習得し,大学受験のころには,どちらかといえば得意科目になっていました。

 そして次に学んだのが大学の第二外国語として習ったフランス語

 今度は,日本語以外に英語と比べながら学んでいくことになりました。
 名詞に「男性・女性」があるというのは衝撃的でした。そして活用がすさまじい。英語にはbe動詞にしかない人称変化が,すべての動詞,すべての時制にある。形容詞が後ろからつくというのも不思議。発音に関していうと,英語とは違って喉の奥を震わせる「r」の音や,鼻母音など変わり種はありましたが,綴りと発音の関係(フォニックス)ははるかに規則的。単語も英語に似たものが散見されました。

 大学では第三外国語としてロシア語も受講しました。

 まずはキリル文字の洗礼を受ける(とはいってもフォニックスはフランス語同様規則的)。名詞は,男性,女性に加えて中性もある!! でも,こちらは単語の形から性別がわかるので,フランス語よりも暗記の負担は少ない。
 動詞の活用はフランス語と同じぐらい複雑であるのにくわえ,名詞・形容詞の格変化という新たな概念に接しました。

 社会に出て6年後,今度は業務の必要から韓国語をするはめに。

 そこで,ハングルというエキゾチックな文字に出会います。○とか□を組み合わせた幾何学的文字ですが,これがまた実に科学的であるのに感心しました。そして,文法は日本語そっくり。そして莫大な量の漢字語を共有している。世の中にこんなにも日本語に似た外国語があったのか。

 ドイツ語もちょっとかじって見ましたが,たいていは英仏露で出会った概念ばかりでしたので,とっつきやすかった。

 そして韓国駐在。
 読み書きだけでなく,しゃべることが必要になりました。ソウル滞在が11年の長きにわたり,日本語の次に得意な言語になりました。

 さて,韓国滞在中にやることになったのが,タイ語

 今まで学習したことのない声調言語です。文字も特殊。表音文字だけれども,文字を見て正しく発音するためには,子音の種類や声調記号をマスターしないとならない。いっさいの活用がないというのも,初めての経験です。

 その他,インドネシア語もほんのちょっとかじり,今後はスペイン語中国語が必要になりそうな不穏な雰囲気も漂っています。

 でも,そんなにいっぺんにできるわけはないので,とりあえずタイ語。

 今まで習った英・仏・露・韓・独の知識が,タイ語学習に役に立つのか立たないのか。

 多言語チャンポン学習の足跡を,ブログに記録していこうかなあ,と思っています。

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