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声調言語

 タイ語の音節数は数千に及ぶ。

 それだけではない。この膨大な音節の一つ一つに「声調」があるのです。

 私は,いわゆる「声調言語」を学ぶのが初めてなので,声調のなんたるかが,いま一つよくわからないのですが,どうも音節内における音の上がり下がりのことらしい。その点,日本語の上がり下がり,つまり「高低アクセント」とは違うもののようです。

 日本語の場合,は一文字目と二文字目の音の高さが違う(ただし東京と大阪では逆)。は単独では橋と同じですが,次に助詞の「が」が続くと,「端が」の「が」は高く,「橋が」の「が」は低くなる。

 ま,こういった「高低アクセント」があるわけです。

 ところが「声調」というのは,このような音節の相対的な高さの違いではなく,音節固有の抑揚を言うようです。


「声調言語」と言えば中国語が有名ですが,標準中国語(普通話)は4声。それに対してタイ語の声調は5声

 ところで,百科事典によれば,中国語は音節の種類が少ない言語で,400余りだそうです。少ないといっても,日本語の4倍近い。

 日本語や韓国語と同じように,二重子音がないこと。日本語に似てほとんどが開音節(音節の終わりに子音が来ない)であることなどが,音節の少ない理由です。
 実際には,nやngで終わる音節があるのですが,中国人はこれを母音の一種(鼻母音)とみなしているらしい。

 約400の音節に4つの声調をもつ中国語に比べ,タイ語は約5000の音節と5つの声調をもつことからみて,中国語よりずっと難しい言語ではないかという予感がします。
 ただ,中国語は数千文字の漢字がありますので,文字の難しさからいえば,表音文字のタイ語のほうがやさしいのではないか…(甘い期待)。

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