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用語の整理②~子音字と音節

子音字に関する用語~高子音字/中子音字/低子音字

 子音音声のこと,子音字文字のことをいいます。

 タイの子音字は42種類(廃字になった2字を除く)。これらが3つのグループに分けられることは,前に書きました(→リンク)。

中子音(9字):
[k] [c] [d] [t] [d] [t] [b] [p] [ʔ]

高子音(10字): [kʰ] [cʰ] [tʰ] [tʰ] [pʰ] [f] [s]

                     
[s] [s] [h]

低子音(23字): [kʰ] [kʰ] [ŋ] [cʰ] [s] [cʰ] [j]

      ฑ
[tʰ] [tʰ] [n] [tʰ] [tʰ] [n] [pʰ]

            ฟ [f] [pʰ] [m] [j] [r] [l] [w]

            
[l] [h]

 この一覧を眺めると,いくつかのことに気がつきます。

 まず,中子音字は,その子音を表す唯一の文字であることが多い(9字中5字。k,c,b,p,ʔ)。
 t,dを表す子音は2文字ありますが,どちらも中子音字です。

 つまり,中子音字と同じ音価をもつ高子音字,低子音字はありません

 逆に高子音字は,すべて同じ音価を表す文字が低子音字にもあります。

このことには,何かふかーい意味が隠されている気がしますが,よくわかりません。(スミマセン)

 この高子音字/中子音字/低子音字の区別は,声調の決定に,決定的な重要性を持ちますが,高子音字の「高」がただちに「高声」を意味したり,低子音字の「低」が「低声」を示すわけではない(そうだったらどんなに楽なことか…)ので,注意しなければなりません。


音節に関する用語~平音節/促音節

 音節とは,ひとまとまりの音声のかたまりで,タイ語の場合,

頭子音+母音+末子音

が基本です。

 そして音節は,母音と末子音の種類によって,平音節促音節に分かれ,この区別がやはり声調の決定に関係します。

平音節長母音・二重母音で終わるか,末子音がn,m,ngの音節。

促音節短母音で終わるか,末子音がk,t,pの音節。

 音節の母音が長母音であっても,末子音がk,t,pであれば促音節,母音が短母音であっても末子音がn,m,ngであれば平音節になります。

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