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声調の学習(20)


文字の学習(34)で,子音字1文字で1音節を形成する場合を学習しました。

そのとき,母音記号の表記はないながら,〔a〕の発音になりました。

たとえば,


สวัสดี サワッディー あいさつ言葉

のような例です。


この場合の声調はどうなるか。

第二音節の
วัสは,低子音字/短母音/促音節ですから

声調の規則に従えば,高声(/)になるはずです。

しかし,第一音節の
が高子音字なので,

第二音節の低子音字が高子音化されます。

それで,高子音字/促音節の低声(\)になるのです。

つまり,

子音字一文字(高子音字または中子音字)でできた音節+低子音字で始まる音節

の場合,第一音節は声調を失い(平声),第二音節は,

第一音節が高子音字なら高子音化

第一音節が中子音字なら中子音化

されます。

〈高子音化の例〉


〈既出単語〉


ถนน タノn 道 


 ※ 
นนだけなら低子音字/平音節で平声


ขนม カノm お菓子 


 ※ นมだけなら低子音字/平音節で平声


ฉลาด チャラt 頭がいい 


 ※ ลาดだけなら低子音字/長母音/促音節で下声(∧)




〈新出単語〉


ฝรั่ง ファラng 〈発音〉 外国の


 ※ รั่งだけなら低子音字/第一声調記号で下声(∧)



ฝรั่งเศส ファラngセーt 〈発音〉 フランス



インドシナ半島を長らく植民地支配していたのはフランス。
タイは植民地化されることはありませんでしたが,タイで最も身近な外人(=白人)はフランス人だった。それで,「フランス」が「外国一般」を表すようになったのではないでしょうか。
(勝手な想像ですが…)

韓国では,日本の支配が終わったあとアメリカの統治を受けた。
「外人」といえばアメリカ人でした。
それですべての白人を「アメリカ人」と呼ぶ習慣が,長く続きました。


คน コn 人


คนฝรั่ง コn ファラng 外国人


มัน いも


มันฝรั่ง マn ファラng 外国のいも → ジャガイモ


ชา チャー お茶


ชาฝรั่ง チャー ファラng 外国のお茶 → 紅茶



สว่าง サワーng 〈発音〉 明るい


 ※ ว่างだけなら低子音字/第一声調記号で下声(∧)



เขมร カメーn 〈発音〉 カンボジア(クメール)


 ※ เมรだけなら低子音字/平音節で平声


ภาษา パーサー 言葉


ภาษาเขมร パーサー カメーn カンボジア語




〈中子音化の例〉


〈既出単語〉


จมูก チャムk 鼻 


 ※ มูกだけなら低子音字/長母音/促音節で下声(∧)



〈新出単語〉


ตลาด タラーt 〈発音〉 市場


 ※ ลาดだけなら低子音字/長母音/促音節で下声(∧)



ตลก タロk  〈発音〉 おかしい,冗談


 ※ ลกだけなら低子音字/短母音/促音節で高声(/)



องุ่น アn 〈発音〉 ぶどう


 ※ งุ่นだけなら低子音字/第一声調記号で下声(∧)



อร่อย アローイ 〈発音〉 おいしい


 ※ ร่อยだけなら低子音字/第一声調記号で下声(∧)




อาหาร アーハーn 〈発音〉 食事,料理


ไทย タイ タイ มาก マーk とても


อาหารไทยอร่อยมาก 

アーハー
n タイ アローイ マーk

タイ料理はとてもおいしい。


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