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十二面相

連合関係の一種として,「発音が似ている」という関係もあります。


タイ語はもともと1音節の言葉だったそうです。

複音節語は単音節の言葉が組み合わさった複合語か,パーリ語,サンスクリット,中国語,英語などから入った外来語。

日本語に比べると,単音節の言葉がたいへん多いのが特徴です。

そして,声調がなく,貧弱な音韻体系しか持たない日本人には紛らわしいものが多い。


たとえば「カオ」。

日本人の耳にはみな「カオ」に聞こえるのですが,

よく聞けば「カオ」だったり「カーオ」だったり,

最初のkが有気音だったり無気音だったり,

そして声調が違ったり…。


ざっと挙げてみましょう。

まず,「語彙の学習」に出てきたものは…。

020เขา カオ 彼,彼女


202
ข้าว カーオ ご飯,米

250เก้า
 カーオ 9


282
ขาว
 カーオ 白


これ以外にも,今後「基本1000語」に間違いなく入ってきそうなものとして


เขา カオ 山(彼と同音異義語)


เข้า
 カオ 入る


เก่า
 カオ 古い


ข่าว
 カーオ ニュース


เข่า
 カオ ひざ


など。


そのほか

ก้าว カーオ 一歩


คาว
 カーオ 悪臭


เกา
 カオ 掻く


なんていうのもある。


12の顔をもつ言葉,十二面相といったところでしょうか。

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