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バンコク便り~故事成語(2006/7/23記)

 昔々(といってもたかだか3年ぐらい前),バンコクのあるところに,一人の日本人駐在員がおりました。

 独り暮らしの侘しさを紛らわすため,夜な夜な
駐在員クラブに通っていたそうな。

 そんなある日,本社から重役が出張してきました。

 この重役も嫌いなほうじゃなかったので,夜は馴染みのクラブに案内しました。
 それぞれ,隣に女性を
呼んで散々遊んだあと,お勘定という段になって,勝手がわからない重役は駐在員に聞きました。

チップ,どれくらいあげればいいのかな?」

50バーツ(約150円)もやっておけば充分ですよ」

「そんなもんか」

 後日,重役は本社で別の社員に言いました。この社員,かつてバンコクに駐在したことがあり,今もときどき出張に行くというバンコク通。

「○○君は50バーツでいいって言ったんだけど,ぼくはちょっと奮発してね。その2倍の100バーツもはずんだんだよ」と,少し得意げ。

「おやまあ。今どき50とか100とかあげる人はいませんよ。最低でも200バーツが相場。」

「えっ! そうだったの?……」



 この故事に因んで生まれた言葉が

五十バーツ百バーツ

 今もわが社の一部の間でささやき伝えられています。

 意味どちらも不十分な点では同じであり,本質的にはたいした違いが無いこと。五十×百×とも。(新迷解国語辞典)

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