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バンコク便り~デザート(2006/7/24記)

 日本語は開音節といって,音節が基本的に母音で終わります。しかし,韓国語は子音で終わる閉音節があります。

 普通の言語はたいていありますね。

 韓国語で音節末の子音を
パッチムで表記するのは,ご存じの通り。ただ,音節末に来ることができる子音に制限があって,s音は音節末に来られない。表記上,sのパッチムがついてもtの音で発音されます(直後に母音が来るとs音をリエゾンして読むが)。

 タイ語も同じ。

 音節末のsはtで発音される。また,タイ語はrやlも音節末に来ることができない。この二つはn音になります。

 タイにもマクドナルドがあるのですが,最後のldはタイ語では発音できない。まず音節末の二重子音はありえないうえ,l音はnになるという規則がある。したがって,タイのマクドナルドは,
マクドナンになります。

 マクドナンで発見した珍しいメニューがタロパイ

 アップルパイのリンゴのかわりにタロ芋が入っているやつです。私は特別甘いものが好きなわけじゃないけれど,珍しいので頼んでみました。
 不用意にかぶりついたため上あごに火傷を負ってしまいましたが,サツマイモかカボチャか,という感じで,おいしかったです。
 噛み切った断面を観察すると,ほのかに紫がかっている。実は,タロ芋って地理の授業で聞いただけで実物を知らないのですが,紫色なんでしょうかね。
 なお,タイ語でリンゴは英語からの外来語ですが,やはりさきほどの法則が働いて,「アップル」ではなく「アッペン」。寒いところの果物ですから,輸入品で,高くてまずい。

 今回は,なぜかデザートをよく食べました。

 初日の夕食は「揚げバナナ」。タイ語をそのまま訳すと「揚げバナナ」となるそうですが,出てきたものをみるとちっとも揚げていない。焼きバナナですね。名前に偽りありというのは,韓国の焼きギョーザに似ています(あちらは「焼きギョーザ」という名前で揚げギョーザがでる)。
 焼いてうっすらと焦げ目がついたバナナにシロップがかかっていて,そのあたたかいバナナの隣にでんとバニラアイスクリームが置かれている。その二つを混ぜながら食べます。熱さと冷たさの絶妙なハーモニー。

 味はというと……,バナナとアイスクリームの味です。

 二日目に食べたのは,もち米とマンゴーのデザート。
 もち米で作った小さなおもちにやはりシロップがかかっていて,その横にマンゴーがある。ここでももち米のほうは温かくて,マンゴーは冷たい。温かいものと冷たいものの共存というのがデザートの基本パターンなんでしょうか。おもちのもちもちした触感が心地よい。

 ところで,タイは衛生に問題があって,バンコクの駐在員から
「水には気をつけろ」
と何度も言われました。歯をみがくときも,水道の水ではなく,ミネラルウォーターを使えと。
 また,外でジュースを飲むとき,果汁は安全だが氷は危険だ,とも。

 さて,三日目は,例のカブトガニを食べたあと,隣のデザート専門店(というか屋台)で,職員がごちそうしてくれるという。
 出てきたのは慈姑(クワイ)のかき氷。クワイの実を小さく切って,片栗粉らしきものでゼリー状のころもつけ,ピンクに着色してある。それと杏仁豆腐的な寒天が浮いたシロップの中に,かき氷の塊をぶちこむ。
 一瞬,「氷は危険だ」という警告が頭の中でこだましましたが,せっかく奢ってくれるというのに,「非衛生的なので食べられません」とは言えないし,みながやるようにかき氷のかたまりをガリガリとシロップの中にくずし込んで,おいしくいただきました。
 幸い翌日も,胃腸に変調はまったくありませんでした。韓国で鍛えているからかな。

 なお,四日目は日本料理だったので,デザートはなし。
もちろん亜菓子など食べていません。

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