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バンコク便り~人生いろいろ(2007/7/17記)

 帰国間近だというのに,バンコク出張がありました。ソウルからバンコク出張というのは,これが最後でしょう。

 バンコクの駐在員は,地方出張中。タイの職員と会食をしているときに電話が入る。今空港に着いた,食事には間に合わないが,二次会で合流しようとのこと。
 食事を終え,宿泊しているホテルのロビーで待ち合わせ。

「空港から来る途中に,知り合いから電話があった。タイ在住の日本人で,いっしょに飲もうって。ぼくの大学の後輩だから一緒でもいいでしょう」

ということで,ついて行きました。着いたのはなんと,フィリピンパブ!

(なんでバンコクでフィリピンパブに行くんだ!)とも思いましたが,文句は言いませんでした。

 入口で入場料1000バーツ(現在のレートで3600円)を払うと飲み放題。それとは別に隣に座る女の子用に,100バーツのドリンク券10枚綴り(1000バーツ)を購入。例によって,入口で女の子を選びます。

 案内された席で,すでにほろ酔い加減で盛り上がっていた二人の日本人のうち,一人は
滞タイ21年!(上には上がいるもんだ)大学でタイ語を専攻し,大手薬品会社に就職後,すぐにタイ駐在。2年後,帰任命令が出たのを蹴って,タイで事業を始めるも,3年で倒産。しかし,日本に帰る気にはなれず,さまざまな仕事をした末,ある日本企業に現地採用され,現在に至る。その間,タイ人と結婚し,息子は地元の学校に。息子さんは日本語よりタイ語のほうが得意らしい。

「たまに日本に遊びに行きますよ。もうタイに骨をうずめるつもりです」

 うちの駐在員とはある日本の居酒屋で隣に座ったのがきっかけで,話してみると大学の先輩,後輩であることが判明。それ以来の飲み友達だそうです。

 もう一人の年配の男性は,まさに二人が知り合った居酒屋のご主人。日曜日で店が休みなんだそうです。
 この人の人生もなかなかのもの。長年勤めた水道工事の会社を定年になるや,一念発起して板前修行。53歳でバンコクに居酒屋を出して,滞タイ5年だそうです。
 実は,私も今まで2回ほど行きましたが,実にていねいな仕事をする。ソウルでは出会えないような,本格的割烹です。

 二人ともピチピチしたフィリピン娘といっしょに歌ったり踊ったり,ご機嫌です。国民性なんでしょうか,韓国アガシやタイアガシのいるクラブとはちょっとテンションが違う。底抜けに明るくて,歌も踊りも実にリズミカル。

 そんな中,私の隣に座ったアガシは,ちょっと大人しめ。客の大部分が日本人ということで,だいたいのアガシは片言の日本語をしゃべるのですが,この子はからきしダメ。
 聞いてみると,2週間前に,マニラ近くの街から,ここバンコクに来たばかりという。ふだん英語を使う機会のまったくない私の英語は,大学卒業後着実に錆び付いて,今や高校生水準。女の子のほうも,母語はタガログ語で,英語はそんなにうまくない。
 幼稚な英語でおしゃべりをするうち,歳は二十歳(私の長女と同じではないか!),服のセールスレディーをやっていたが,6カ月ビザでタイに来たこと,外国に行くのも飛行機に乗ったのもこれが初めて,タイの料理はトゥー・スパイシーで口に合わないこと,などが判明。

 周囲が異常な盛り上がりをみせるなか,バンコクの熱い夜が更けていったのでした。

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