« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »

2009年5月

バンコク便り~凍死(2009/1/24記)

 本当なら12月中旬の出張予定が,例の反政府市民の空港占拠事件のあおりで中止になり,4カ月ぶりのタイ訪問になりました。

 出発の朝,東京はマイナス3度。この冬一番の冷え込みです。

 常夏のタイへ行くので,夏物のスーツに薄手のコートをはおり,ブルブル震えながら家を出ました。

 午後便のタイ航空でバンコクについたのは夜の11時。空港の外に出てみると…

 涼しい! 

(そうだった。タイの1月は涼しいんだった)

続きを読む "バンコク便り~凍死(2009/1/24記)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

物語を読む~ライオンとネズミ①


「ライオンとネズミ」は原作に忠実のようです。岩波文庫版の原作は以下のとおり。

ライオンが寝ていると,ネズミが体の上を走った。ライオンが起き上がり,ネズミを捕まえ,ひと呑みにしようとしたところ,ネズミは命乞いをして,助けられたなら恩返しをすると言ったので,笑って逃がしてやった。
そして,ライオンは程なくネズミのおかげで命拾いすることになる。
猟師に捕らえられ,ロープで木に縛りつけられた時のこと,ネズミが呻き声を聞きつけて現れ,ロープをかじり切り,ライオンを解き放って言うには,

「あの時あなたは,私からお返しをもらうことなどあてにはできぬとばかり,私を笑って馬鹿にされたが,今こそ分かって下さいな。ネズミにも,恩返しはできるのです」

時勢が変われば,いかな有力者でも弱い者の助けが必要になる,ということをこの話は説き明かしている。

続きを読む "物語を読む~ライオンとネズミ①"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

タイの煙草(2008/9/29記)

 日本では今年の夏から,taspoがないと自販機で煙草を買えなくなりました。9月現在,推計喫煙人口の30%以上に普及したとのことですが,私はまだ持っていません。

 実は韓国から戻って以来ここ1年,日本国内で煙草を買ったことがほとんどない。だいたい月1~2回海外出張があるため,そのたびに免税店で煙草を1カートン+α買ってくるので,自宅には常に4カートンぐらいの買い置きがあります。

 韓国,台湾,タイ,ブラジル…。それぞれの免税店ごとに,パッケージが少しずつ異なります。

 いちばん派手なのがタイの免税店で購入したもの。日本の煙草に限らず,外国産煙草はパッケージのほぼ全面に色あざやかな写真が印刷されている。赤,ピンク,肌色の混じった色合いなのですね。

続きを読む "タイの煙草(2008/9/29記)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

物語を読む~アリとコオロギ②


「アリとコオロギ」の後半です。

現代では「子どもにとって残酷すぎる」という理由で,原話の結末が変更される例が多い。「アリとセミ」の原話は,ギリシャ語版から訳した岩波文庫によれば以下のとおり。

冬の一日,アリは夏の間にためこんだ穀物を穴倉から引っぱり出して,乾かしていた。腹をすかせたセミが来て,露命をつなぐため,自分にも食物を少し恵んでくれ,と頼みこんだ。
「夏の間,一体何をしていたのかね」と尋ねると,
「怠けていたわけではない。忙しく歌っておりました」とセミは答える。
アリは笑って,小麦をしまいこみながら言うには,
「夏に笛を吹いていたのなら,冬には踊るがいい」

タイ版では,アリがコオロギに食べ物を分け与えたうえで,コオロギが改心するという終わり方なっています。

「セミ」→「コオロギ」の改作がどこの国の人によって行われたのかはわかりませんが,改作者は必ずしも昆虫の生態にくわしくなかったようですね。セミは夏の昼間に樹上で鳴きますが,コオロギは夜行性で地面に住み,鳴くのは夏の終わりから秋。この「タイ版」でも,夜行性で地上生活者のコオロギが,昼間に木の上で歌を歌っている,という生物学的矛盾もあります。

そもそも,タイには夏と冬がない! 

ま,そういう細かいところは気にせず読んでみましょう。

続きを読む "物語を読む~アリとコオロギ②"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

バンコク便り~犬のイメージ(2008/9/9記)

 タイ人は本名のほかにニックネームを持っています。別に芸能人や作家の話ではなく,普通の人がみな持っているんですね。友だちの間だけでなく,仕事でももっぱらニックネームのほうを使うので,本名を知らないという場合もしばしばです。

 これは自分でつけるわけでなく,生まれたときに親がつけるそうです。

 昔はどこもそうでしたが乳児死亡率が高かった。韓国のペギル(百日)やトル(一歳)の祝い,日本の七五三(数え年)の祝いも,

「よくぞここまで生き延びた。ここまで育てば安心だ」

というお祝いでした。

 事情はタイも同じだったのでしょう。乳幼児が死ぬのは山の神に連れ去られるからだという迷信があったようです。それで,山の神の目をごまかすために,人間らしからぬ名前をつけたのが由来とのことです。

続きを読む "バンコク便り~犬のイメージ(2008/9/9記)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

物語を読む~アリとコオロギ①


第一回目は,「アリとコオロギ」の前半。言うまでもなく,原話はイソップ寓話。ただしもとのお話は「アリとセミ」だったようです。

古代ギリシャで生まれたイソップ物語は世界各地に伝播し,翻訳の過程で,その地域に合わせた改変,脚色が加えられて今にいたります。

日本では,戦国時代に宣教師から伝えられ,その翻訳が伊曽保物語として知られています。

タイにイソップが入った時期はわかりません。古代~中世に伝来ルートがあったのか,近現代に入ってから,フランス語版や英語版や日本語版を訳したのか…。

この「アリとコオロギ」も,伝播の途中でさまざまなバージョンが生れました。原話は「アリとセミ」。しかし,セミの少ない北ヨーロッパに伝わる過程で,セミがキリギリスやコオロギに変えられた。日本に伝わったバージョンも,北ヨーロッパバージョンだそうです。


続きを読む "物語を読む~アリとコオロギ①"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

バンコク便り~カツカレーラーメン(2008/9/7記)

 今回の出張では,荷造りを出発当日の早朝にしたため,ばたばたしてうっかりネクタイを入れ忘れてしまった。

 タイでの仕事でネクタイが必要な日は駐在員に借りました。最終日は深夜便で帰国してそのまま日本のオフィスに出社。

(空港でジムトンプソンの象さんデザインのネクタイを買うかなあ。でも,もう3本も持ってるしなあ…)

と思っていたところ,オフィスの入っているビルの一階でネクタイのワゴン販売があった。

 値段はなんと20バーツ!

 一桁間違っているのではないかと目をこすりましたが,間違いない。日本円で70円です。

 紙でできているんじゃないかと手にとってみると,ウソかマコトか「シルク」と書いてあります(嘘に決まってるだろ!)。

 20バーツといえば,象さんの餌,バッタのから揚げと同じ値段…。思わず3本買い込みました。

続きを読む "バンコク便り~カツカレーラーメン(2008/9/7記)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

物語を読む


言語学者千野栄一によれば,外国語上達の第一歩は基本語彙の暗記。

暗記といっても,「なんとなく知っている」レベルではなく,アクティブな語彙にすることが重要。読んでわかるだけでなく,自ら自家薬籠中のものにするほどに習熟する。

これは正しいでしょう。

でも難しい。

第一,ひたすら暗記するのはつまらない。長続きしそうにない。

また,文例なしに単語を暗記するだけでは,けっして「アクティブな語彙」にはなりえない。


ということで,いったん基本1000語リストを完成した今,この習熟に時間を費やすより,タイ語のお話を読むことに挑戦しようと思います。

合わせて,1000語リストの検証も行います。タイの小学校1年生レベルのお話を読みながら,基本1000語でどのぐらいカバーしているのか,していないのかを調べてみたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

バンコク便り~非常事態宣言(2008/9/5記)

 飲んで夜中にホテルに戻りテレビをつけると,なにやら乱闘シーンが映し出されました。ニュースのライブ映像のようです。

 反政府デモ鎮圧のために軍隊が出動?

 しかし,殴り合っているのは制服の軍人や警官ではなさそう。市民同士のようです。こん棒で殴られてを流している人もいる。激しい乱闘です。

続きを読む "バンコク便り~非常事態宣言(2008/9/5記)"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

語彙の学習(50)981~1000

ついに最後の20語です。

961~980に続き,抽象的な堅い単語。

長い単語が多いのは,語源がサンスクリット/パーリ語から入った外来語だからでしょう。

覚えるのが大変そう。

続きを読む "語彙の学習(50)981~1000"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »