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物語を読む~アリとコオロギ①


第一回目は,「アリとコオロギ」の前半。言うまでもなく,原話はイソップ寓話。ただしもとのお話は「アリとセミ」だったようです。

古代ギリシャで生まれたイソップ物語は世界各地に伝播し,翻訳の過程で,その地域に合わせた改変,脚色が加えられて今にいたります。

日本では,戦国時代に宣教師から伝えられ,その翻訳が伊曽保物語として知られています。

タイにイソップが入った時期はわかりません。古代~中世に伝来ルートがあったのか,近現代に入ってから,フランス語版や英語版や日本語版を訳したのか…。

この「アリとコオロギ」も,伝播の途中でさまざまなバージョンが生れました。原話は「アリとセミ」。しかし,セミの少ない北ヨーロッパに伝わる過程で,セミがキリギリスやコオロギに変えられた。日本に伝わったバージョンも,北ヨーロッパバージョンだそうです。


จิ้งหรีด ตัวหนึ่ง นอน อยู่ บน ต้นไม้

ฝูง มดดำ แบก อาหาร ผ่าน มา

一匹のコオロギが木の上で寝ていました。

黒アリの群れが食べ物を運びながら通りかかりました。

"มดดำ 

ทำ อะไร"

มดดำ ตัวหนึ่ง ตอบ ว่า

"เรา ทำ อาหาร เก็บ ไว้"

「黒アリさん。

何してるの。

一匹の黒アリがこう答えました。

「ぼくたち,食べ物を集めておくんだ」

"พัก เถอะ 

ฉัน จะ ร้อง เพลง ให้ ฟัง"

"ขอบใจ 

แต่ เรา ไม่ ว่าง 

ต้อง รีบ หา อาหาร"

「休もうよ。

ぼくが歌を歌って聞かせてあげる」

「ありがとう。

でもぼくたち,ひまじゃないんだ。

急いで食べ物を探さなくちゃ」

วันรุ่งขึ้น จิ้งหรีด ร้องเพลง อยู่ ใต้ ต้นไม้

มดดำ ถาม จิ้งหรีด ว่า

"เธอ ไม่ หา อาหาร เก็บ ไว้ หรือ"

"ทำไม ฉัน ต้อง หา อาหาร เก็บ ไว้ ด้วย"

"ใกล้ หน้าหนาว แล้ว 

เธอ จะ ไม่มี อาหาร กิน"

次の日,コオロギが木の下で歌っていました。

黒アリがコオロギにこう聞きました。

「きみは食べ物を集めておかないの」

「いったいどうしてぼくが食べ物を集めておかないとならないの」

「もう冬が近いよ。

きみ,食べる物がなくなるよ」

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