物語を読む~うそつき少年①
原作は以下。
羊飼いがヒツジの群を村から遠く追って行きながら,いつもこんな悪さをした。大声で村の人に助けを求めては,オオカミがヒツジを襲いに来た,と言ったのだ。
二度三度は村人たちも慌てて飛び出して来て,やがて笑い物にされて戻って行ったが,とうとう本当にオオカミが来てしまった。
ヒツジの群が分断され,羊飼いは助けを求めて叫んだが,村人はまたいつもの悪さだと思って,気にもかけなかった。こうして羊飼いはヒツジを失ってしまった。
嘘つきが得るものは,本当のことを言った時にも信じてもらえぬこと,ということをこの話は説き明かしている。
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