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バンコク便り~タイ語(2009年7月27日記)

 タイの文字はかわいい。

 角張ったハングルに比べ,丸っこくて曲線的なタイ文字はかわいらしさが際立ちます。

 でも難しい。

 韓国人が「世界でもっとも合理的な文字」と誇るハングルに比べて,100倍難しい。タイに魅せられ,タイ語を勉強する人の中で,文字の習得をあきらめ,ローマ字表記(発音記号)で勉強する人が多いのもうなずけます。

 私もタイ語学習のエネルギーの大半をこの蠱惑的な文字の習得に割いたため,年数を重ねたわりにはしゃべるほうは覚束ない。今回の出張では,せっかく勉強したタイ語をちょっと使ってみようと,何回か機会を見つけて試みました。

 まず,スーパー。

 いっしょに出張に来た同僚が,奥さんから「トム・ヤム・クン」の素を頼まれた。タイのカルフールは広いので,目指すものがどこにあるかわからない。それで私が店員に聞いてみました。

「トムヤムクン・ユー・ティー・ナイ?」(トムヤムクンはどこですか?)

 ところが通じない!

 間違っているはずがないと何度も繰り返すと,

「ああ,トムヤムクーン!」

と言って,タイの店員がにっこりする。どうも「クン」(エビ)の発音がよくなかったようです。声調はあっていたのですが,母音が違った。口を狭めた「ウ」にしなければならないのに,日本語の「ウ」のように発音してしまったのですね。

(こんな基本的な単語も通じないのか…)

と情けなくなりました。

 二日目の夜,タイスキを食べてホテルに戻ったあと,ホテルのそばのタイ式マッサージに行きました。1時間250バーツは,これまで通っていたスクンウィットのマッサージより高めだが仕方ない。女性用のネグリジェみたいなのに着替えさせられて,マッサージを受けます。

 マッサージのおばさんは当然のことながらタイ語しかできません。

「サバーイ」(気持ちいい)

とか

「チェップ」(痛い!)

というのが,マッサージの基本会話です。

「出身はどこですか?」

「チェンマイです」

「チェンマイにはお寺が多いでしょう」
(会話の教科書にあった例文を試してみます)

「ユッ」(多いですよ)。

「お寺のほかに何がありますか」

「動物園がありますよ」

(これだ!)

 動物の名前はたくさん覚えたので,ここぞとばかりに並べ立てます。

「ライオンはいますか? キリンは? シマウマは? ワニは? パンダは?」

「ミー(いますよ)/マイミー(いませんよ)」

 なんとも幼稚な会話ですが,チェンマイの動物園にはゾウ(チャーン)がいないということがわかったのが収穫でした。きっと,犬,猫同様身近な動物なので,動物園で金をとって見せるまでもないのでしょう。

 三日目の夕食のあと,もう一人の出張者とふたりでタクシーでホテルに帰りました。タイ人から聞いた地下鉄の駅の名前をいうと,通じたので乗り込みます。ほどなくして,ホテル近辺の見覚えのある場所に来ます。

「ホイクワーンの駅ですよ」

と言って,運転手が車をわきに寄せようとする。でもホテルまではもう少しある。とっさに,

「トゥロン・パイ」(まっすぐ行ってください)

と言おうとして,口をついて出たのが

「トッパロ・ガセヨ」

韓国語でした。情けないことです。

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